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ヘルスケアプランナー検定協会が実施する、健康に関する体系的知識を習得するための検定です。家族や周りの人に対して健康維持や管理のアドバイスができる人材の育成を目的に行われています。
検定には健康に関する基礎知識を学ぶ「ホームヘルスケアプランナー」と、さらに詳しく病気や介護保険などについて学ぶ「ヘルスケアプランナー」の2種類があります。家族の健康維持が目的ならホームヘルスケアプランナーだけで充分ですが、介護士としてスキルアップを目指す場合はより専門的な知識が学べるヘルスケアプランナーがおすすめです。
ヘルスケアプランナー検定では、人体の構造に関する専門的な知識や介護保険の概要について学べます。介護士がヘルスケアプランナーの資格を取得することで医療従事者と円滑なコミュニケーションができ、要介護者と医療従事者間の橋渡し役として活躍できるでしょう。
健康について幅広い知識を持つヘルスケアプランナーは、要介護者の健康維持や管理に役立ちます。血糖値について知識があれば、糖尿病の要介護者の数値に対して適切なサポートができるでしょう。
ホームヘルスケアプランナー、ヘルスケアプランナーともに受験制限はありません。年齢や職務経験を問わず、誰でも受験可能です。受験方法は、郵送で送られてきた試験問題に解答する「在宅通信検定」と、パソコンで解答する「オンライン受験(e-検定)」の2種類です。
ホームヘルスケアプランナー、ヘルスケアプランナーのどちらの検定も同じヘルスケアプランナー教本から出題されます。ホームヘルスケアプランナーは出題範囲が絞られますが、ヘルスケアプランナーは教本すべてが出題範囲です。
合格基準は受験方法によって異なり、オンライン受験の場合は70点以上、在宅通信検定は80点以上で合格です。ただしヘルスケアプランナー検定は教本を読みながら受験が可能です。教本の内容を理解していれば、それほど難易度は高くないでしょう。
受験料は、ホームヘルスケアプランナーの場合オンライン受験で5,500円(税込)、在宅通信検定で11,000円(税込)です。ヘルスケアプランナーはオンライン受験で11,000円(税込)、在宅通信検定で16,500円(税込)となっています。
なおヘルスケアプランナーの資格期間は3年間です。更新する際には、課題の提出と更新料5,500円(税込)が必要となるので気を付けましょう。ホームヘルスケアプランナーは更新する必要がありません。
ヘルスケアプランナー検定の資格を活かせる職場は、介護・福祉業界です。要介護者をサポートするには、医療や介護、地域の各所で連携が必要です。介護・福祉事業の従事者がヘルスケアプランナーの資格を通じて健康や医療の知識を持つことで、包括ケアに貢献ができるでしょう。
ヘルスケアプランナーは、フィットネストレーナーや整骨院の柔道整復師など健康関連の職種に従事している人にもおすすめです。利用者から健康に関する相談をされた時でも、有資格者の目線から適切なアドバイスができます。
ヘルスケアプランナーの資格を持っているということは、健康や病気に関する知識を有しているということ。介護士が資格を取得することで介護と医療の両方の知識を活用できて、介護サービスの質の向上につながります。利用者だけでなく、その家族からの信頼を得られるでしょう。
健康であることは一生を通じて大切です。しかし健康や病気について体系的に学ぶ機会はなかなかありません。ホームヘルスケアプランナー検定は、自身や家族のために健康知識を得たい人に向いています。