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障がい者総合支援

障がい者総合支援とは、何らかの障がいを持つ方々の日常生活をサポートする仕事のことで、そのサービスを提供する施設は「障がい者総合支援センター」「総合支援サービス」などと呼ばれることが多いです。

主に、視覚障がい者、全身性障がい者、知的障がい者の日常をサポートするのが、障がい者総合支援におけるヘルパーの仕事です。高齢者施設とは異なり、幅広い年齢層が利用している点も特徴的。

障がい者の方の日常に
寄り添う
障がい者総合支援の仕事

現役障がい者ヘルパー
インタビュー

取材にご協力いただいたのは東京、神奈川に多数の事業所を持つ「さくらケア」さん。その中でも障害者総合支援法に特化した、総合支援サービスに勤めるヘルパーさんに、お話を伺いました。

さくらケア梅が丘・工藤さん
工藤さん

さくらケア梅が丘で障がい者支援ヘルパーをしている工藤さん。

数ある介護職の中でも、障がい者支援を選んだ理由はなんなのでしょうか?

このお仕事の魅力を、存分に教えていただきました。

身近だった障がい者支援を仕事に

工藤さんは、この障がい者総合支援に4年目ということですが、なぜお仕事に就こうと思ったのですか?
工藤さん

身内に障がい者がいるので、自分にとって、障がい者の方と触れ合うのは身近なことです。それで、自分でも何かできることがないかなと考えて、この仕事に。

お身内にいらっしゃるとあっても、お客さまは本当に様々な年代、障がいの方がいらっしゃると思います。
工藤さん

1歳の方から70代の方まで、障がいも大きく3つ、精神障がい、身体障がい、知的障がいとわかれますので、本当にいろんなお客さまがいらっしゃいます。ただ、それは障がいのあるなし関係なく、人間がひとり一人違うのは当然のことなので、いろんな方がいるから特別大変!ということはありません。

障がい者総合支援とは
移動は主に自転車。最初は、地図を頭に入れるのが大変だったそう。
「障がい者総合支援」はどんなことを行うのでしょうか?
工藤さん

学校や病院への「移動支援」、ご自宅で介助を行う「居宅サービス」、映画や行楽地にご一緒する「余暇支援」が主な仕事です。

「余暇支援」というのは、他の介護サービスにはあまりない響きですね。
工藤さん

カラオケにご一緒することもありますよ!

ええっ!それはすごい。もちろん大変さもあるかと思いますが…。
工藤さん

お客さまに楽しんでいただくためには、こちらも楽しむことが大切だと思っています。ただ仕事を忘れてはいけないので、自然な感じで楽しんでいただくにはどうしたらいいのかは、常に考えていますね。

「仕事で来ている」とお客さまに気を遣わせないようにすることが大事ということですね。
工藤さん

そうです。最初のうちは、その距離感ですとか、線引きが難しいなと感じることはありました。長いと1日7時間ほど一緒にいることもありますので…。

7時間!さくらケアさんや、同じグループのケアパートナーさんが提供している訪問介護やデイサービスとの大きな違いですね。
工藤さん

はい。余暇の場合は1日楽しかったと思っていただきたいですし、移動サービスは安全に、居宅サービスは快適に…。サービスごとに、お客さまに満足していただけているかが重要だなと感じています。

飽きることがないやりがいのある毎日

飽きることがないやりがいのある毎日
デスクワークもあります。資料作成は電子化されていて、かなり楽とのことです。
覚える仕事が多くて大変そうなイメージです。
工藤さん

最初だけですよ!むしろ、日によってやることがまったく違うので、飽きることがない、やりがいがある仕事です。

工藤さんが「この仕事好きだな~!」と感じるのは、どんなときでしょうか?
工藤さん

たくさんありますが、やっぱりお客さまやご家族の方の笑顔や「ありがとう」の言葉でしょうか。

やはり、そこですか。
工藤さん

はい。お一人おひとり、ベストな対応や距離感が違いますから、いつも模索しながらです。その中で、ご満足いただけたり、自然な笑顔が出ている様子を間近で拝見できたら、「ああ、やってて良かった」と本当に思います。

逆に、難しいと感じる部分はどこでしょうか。
工藤さん

やはり、「余暇支援」のくだりでもお話したような、距離感やコミュニケーションですね。距離を取りすぎても、お客さまはリラックスや楽しむことができないですし、近すぎても、人によってはもちろんイヤでしょうし…。お一人おひとり違うベストな距離感を見つけていくことが難しいですね。

相手にとってのベストを見極めるというころですね。そのポイントなどはあるのでしょうか?
工藤さん

お客さまのことをしっかり見て、お話を聞く事ですね。お話上手であることよりも、聞き上手であることのほうが求められるかもしれません。

これからも極めたい障がい者支援の道

障がい者支援の仕事をするには、何か資格が必要でしたか?
工藤さん

初任者研修だけで入社ができます。入社後に介護福祉士、同行援護従業者の資格を取得しました。

介護福祉士も!では、障がい者支援に限らず、いろんな施設などでもご活躍できますね。
工藤さん

ただ、自分はずっとこの障がい者支援を続けていきたいと思っています。

現在57歳ですが、体力面の不安はないでしょうか。
工藤さん

入社したての4年前よりも体力がついたので、いけそうです(笑)。仕事をしていたら、いつの間にか体力がついていましたね。

素晴らしいです!うらやましい(笑)。このさくらケアの働き心地はいかがでしょうか?
工藤さん

介護業界は人の入れ替わりが激しい印象がありましたが、全然そんなことはなく、ベテランの方が多いので、たくさんのことを教えていただけました。最近は大東建託のグループ会社になったことで、待遇も良くなって、ますます働きやすくなっていると思います。

さくらケアの働き心地
事業所のみなさんで食事に行くこともあるのだとか!長く続けていけそうという工藤さんの言葉には、仕事への想いだけではなく、「職場環境のよさ」も含まれているのですね。
では、長く続けていけそう?
工藤さん

そうですね。体力が続く限り頑張ります!

工藤さん、ありがとうございました。

工藤さんが働く
さくらケアの
公式サイトを見る

障がい者総合支援における
介護士・ヘルパーの一般的な仕事

視覚障がい者の生活サポート

視覚障がいを理由に、移動などの生活の基本動作が困難な方に対し、生活全般をサポートします。外出時の同行はもちろんのこと、言葉を通じた周囲の状況説明、文章の代読・代筆、排泄や食事の介助など、主に外出中におけるサポートが中心です。

全身性障がい者の生活サポート

四肢の機能に障がいを持つ方に対し、主に外出中を中心にさまざまなサポートを行います。対象となる被介助者は、脳血管障害や事故などによる後遺症や、脊髄や頚椎を損傷、脳性まひ、ALSや筋ジストロフィーなどの影響で、四肢を自由に動かせない方。移動はもちろん、排泄や食事などもサポートします。

知的障がい者の生活サポート

知的障がいを持つ方の生活全般をサポートします。知的障がいと一言で言っても、程度やタイプは人それぞれなので、それぞれの方の特徴に合わせたサポートを行わなければなりません。小中学生の利用者の中には、余暇活動の一環として介護を利用している方もいるようです。

障がい者総合支援における
介護士・ヘルパーの給与

障がい者総合支援サービスにおける介護士の平均給与は、正社員の場合が月給20~30万円程度、契約社員の場合が月給20~25万円程度、アルバイト・パートの場合が時給1,500~2,000円程度と言われています。会社によって給与が大きく異なる可能性があるので、就職を検討する際には、各社の待遇をよく比較しましょう。

ちなみに、当サイトの取材協力をいただいている株式会社ケアパートナーさんの障がい者総合支援サービスの場合、契約社員での雇用形態で月給20~31万円。資格は不要で、学歴・経験も不問です。週休2日で社会保険完備。資格取得を目指す方には、会社からの支援制度も用意しています。本人のやる気次第で、社員登用から管理者候補への道もあり。