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介護職はこれからの需要が高く、高齢者や女性が活躍できる将来性のある仕事です。 介護職については3K(汚い・きつい・危険)で、収入が低くて離職率が高い…そんなイメージをお持ちの方は多いでしょうが、政府が介護報酬を上乗せし、安全管理面を強化する施策をとっているので、介護職の待遇はよくなっています。
介護職とは「介護士」「介護福祉士」のこと。「ヘルパーさん」として高齢者に親しまれています。被介護者の食事・移動・トイレ・入浴などの日常生活のサポートを行う仕事で、介護の現場の重要な業務です。
介護職は介護に関わるさまざまな施設で活躍しています。ここではその種類を見てみましょう。
国の介護サービスは「施設型」「通所型」「訪問型」に分かれています。
地域密着型サービスは、認知症高齢者や中重度の要介護高齢者などが、できる限り住み慣れた地域で生活できるように、市町村指定の事業者が地域住民に提供するもので、認知症対応型通所介護、小規模多機能型居宅介護、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)サービスなどがあります。
国家資格の介護職「介護福祉士」の給料の相場は、月給22万円前後、年収340~360万円ですが、国が待遇改善に積極的なので、今後は給料も上昇していきます。
働く介護施設によって自由に働き方を変えられるのが介護職の特徴。
在宅介護(ホームヘルパー)は、働く時間が自分で自由に決められる、短時間だけ働く登録ヘルパーという働き方ができるでしょう。
通所介護は日中を中心とした勤務形態で、正社員・パート・アルバイトのシフト制で運営されています。
さらに施設介護は通所介護と同様、日勤だけでの勤務やパート勤務も可能。夜勤がありますが「夜勤手当」がつくので、夜勤専門で働いたり、ダブルワークしたりすることもできます。
2025年、団塊の世代が75歳になり、介護士が不足する「2025年問題」が心配されています。2025年度に向けて、介護サービス量は全国では24.9%増加し、首都圏では33.3%増加する見込み。
政府が外国人留学生や在留者に「介護福祉士」の資格を取って介護事業に携わってもらおうと在留資格「介護」を創設したニュースを見たことがある人も多いでしょう。
政府は経験・技能のある介護職員の賃金水準を上げ、中高齢者・女性・若者にも積極的に介護職になってもらおうと、さまざまな施策を行っています。
介護職として、安定した生活を送り、キャリアアップして収入を増やすには、将来性のある介護施設に就職することが大事です。よい介護施設を就職できるポイントは3つあります。
インターネット、ハローワーク、人材派遣会社、フリーペーパーなどで情報を集める必要があります。
「スタッフが丁寧な言葉遣いか」「トイレはきれいか」「利用者の服装はきちんとしているか」「職場の雰囲気」などをチェックしましょう。
相性のよい施設に就職することがキャリアアップにつながります。「自分に合わない職場」だと思ったら迷わず辞退しましょう。
介護職のキャリアップには「介護の専門性を究める道」と「介護職を統括する施設長や事業を管理するマネージャーになる道」という2つの方法があります。
ここでは例として、未経験者が介護職としてキャリアアップしていくケースを挙げてみます。
介護職での経験を活かしてケアマネジャーや、ソーシャルワーカーなど、隣接する資格を取って活躍する方法もあります。
介護職の経験を活かして、ホーム長や管理者になり、事業を運営する幹部なるキャリアアップもあります。道は険しいですが、現場の介護職として、利用者にしてあげたかったことを、多くの人を巻き込んで実現していくことができる、やりがいのある仕事です。
未経験・高年齢でも働くことができて、ステップアップしていけるのが特徴です。例えば、パートとしてホームヘルパーで働いていたシングルマザーが、介護職員初任者研修、介護福祉士実務者研修を受験して国家資格の「介護福祉士」に合格。介護施設の「サービス提供責任者」として、ケアマネジャーやヘルパーのマネージメントをすることや、施設長になることができる…介護職にはそんな可能性が広がっています。