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在宅介護インストラクターとは、在宅介護に必要な知識や技術を証明する資格で、日本能力開発推進協会 (JADP)が認定しています。2020年に誕生したばかりの新しい資格で、介護に欠かせない食事、環境づくり、衛生に関する介助方法などを学べます。これにより、心身ともに健康的かつゆとりのある在宅介護ができるようになります。
在宅介護なので特別な業務はありませんが、主に介護を必要とする家族に対するさまざまなケアを行います。具体的には、誤嚥・窒息を防止する調理や食事補助、事故を防ぐ環境づくり、口腔ケアや排せつ介助といった衛生面のサポートなどが挙げられるでしょう。
日本能力開発推進協会 (JADP)の指定する認定教育機関にて行われる教育訓練において、すべてのカリキュラムを修了した人に受験資格が与えられます。
在宅介護インストラクター試験はテキストを見ながら問題を解けるので、難易度はそこまで高くありません。ただし、在宅介護の知識や実践力を身に着けていない場合、合格するのは難しいでしょう。
合格ラインは正答率70%以上です。満点をとらなくても合格できるため、ポイントを押さえて効率的に学べれば、十分に合格点を狙えるでしょう。万が一不合格だった場合も再チャレンジ可能です。
在宅介護インストラクターにおけるカリキュラム受講料の相場は、3万円~4万5,000円程度です。受験料として別途5,600円が必要です。
参照元:日本能力開発推進協会(https://www.jadp-society.or.jp/course/home-care-instructor/)
在宅介護インストラクターは自宅で家族の介護を行うことがメインですが、専門的な技術と知識を習得しているため、介護現場でも十分活躍できるでしょう。また、在宅介護を行っている人を対象に、仕事と介護の両立のノウハウや身体に負担がかかりにくい介護法などをレクチャーするインストラクターとしても活躍できます。
在宅介護インストラクターは、これから介護を行おうと考えている人に向いています。初心者でも理解しやすい教材を使用して基礎から学べるので、スピーディーにノウハウを吸収できるでしょう。
また、すでに在宅介護を行っており、身体的・精神的な負担を軽減したいと考えている人にもおすすめです。介護の効率が上がれば仕事と介護の両立がしやすくなります。