サービス提供責任者

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サービス提供責任者とはケアマネジャーが立てたプランから訪問介護サービス計画書を作成し実際に介護をするヘルパーへ指示や指導を行う責任者のこと。

利用者家族と計画を説明し同意をいただき平素のコミュニケーションを通じてニーズを吸い上げる、つまり利用者・家族・ケアマネジャー・ヘルパーなど介護に関わる人たちの「架け橋」となる存在です。

指定訪問介護事業所では、「利用者40名に対しサービス提供責任者1名以上の配置義務」があります。「サービス提供責任者」自体は職種名で役割の呼び方であって、正式な資格名ではありません。

「サービス提供責任者」と「管理者」、「サービス提供責任者」と「ヘルパー」はそれぞれ兼務することは可能。ただし、「サービス提供責任者」「管理者」「ヘルパー」を兼務することは禁止されています。自治体によって異なるため、各自治体へ問い合わせましょう。

サービス提供責任者に聞きました!
仕事のやりがいとは

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ドットライン ドット365
サイト監修
引用元:ドット365公式HP
https://pj.dotline-jp.com/kibou/
あなたの理想の介護を実現する
ドットラインの介護職
ドットラインは、訪問介護「ドット365」をはじめ、デイサービスやグループホーム、サ高住など多様な介護サービスを展開する地域密着型の企業です。利用者一人ひとりの「自分らしい生活」を支えることを大切にしながら、スタッフの働きやすさにも力を入れています。現場の声を反映した柔軟な働き方、明確な評価制度、資格取得支援やキャリアアップ制度も充実。転職後も“やりたい介護”を実現できる職場環境が整っています。
あなたの考えるサービス提供責任者のやりがいは?
利用者にもスタッフにも“頼られる”存在でありたい
サ責として訪問スケジュールの調整や新規契約、スタッフ指導など多岐にわたる業務を担っています。現場でも動きながら「○○さんがいると安心する」と言われたとき、信頼されている実感がやりがいです。
所属ドット365
年代40~45歳
介護職歴10年以上
業務内容訪問介護全般・新規契約・モニタリング・スタッフ管理
支援の“つなぎ役”としてのやりがい
サ責として、ご家族・利用者・スタッフの間に立ち、それぞれの思いを調整・共有することが大切な役割です。誰かの困りごとが解消されたとき、「自分が動いた意味があった」と思える瞬間があります。
所属ドット365
年代50~55歳
介護職歴6~10年
業務内容訪問調整・契約手続き・書類対応・家族連絡
“現場感”を活かして組織を支える
サ責は管理職に近いポジションですが、現場の感覚を持っているからこそスタッフや利用者さんの本音を拾えると思っています。気づいた改善点が制度や仕組みに活かされたとき、大きなやりがいを感じます。
所属ドット365
年代30~35歳
介護職歴6~10年
業務内容訪問同行・指導・事業所運営補佐・改善提案
“育てる側”になって気づけたやりがい
新人スタッフの教育や指導もサ責の仕事。最初は戸惑っていた人が、1人で訪問をこなせるようになる姿を見たとき、責任の重さと同時に達成感を感じます。人を支える仕事の醍醐味を実感しています。
所属ドット365
年代未記入
介護職歴不明
業務内容スタッフ指導・OJT・サービス品質管理
自分の“判断”が現場を動かす責任と誇り
サ責としての判断が、その日のサービス全体を左右する場面もあります。大変さはありますが、トラブルを未然に防げたときや、スタッフから「助かった」と言われたときにやりがいを実感します。
所属ドット365
年代40~45歳
介護職歴6~10年
業務内容サービス調整・対応判断・指示連絡
スタッフと一緒に“チームで動く”実感がある
サ責は管理と現場の架け橋だと思っています。一人で抱え込まず、スタッフと一緒に課題に向き合い、連携して支援を進められた時の一体感は、何ものにも代えがたいやりがいです。
所属ドット365
年代35~40歳
介護職歴6~10年
業務内容スタッフ連携・利用者支援・現場補佐

サービス提供責任者の仕事内容

訪問介護事業所の責任者として対応

サービス提供責任者は、訪問介護事業所に一定数配置が必要で、計画と運営を中心業務とする責任者です。ケアマネージャーとヘルパー間の調整役を担当しています。訪問介護を利用したい利用者やその家族の相談や申込みを受付、ヘルパーや受け入れられる環境やサービスを整える調整役です。

訪問介護計画書を作成する

利用者との面談とケアプランに基づき、訪問介護計画書を作成します。訪問介護を通じた目標はなにか?達成するためにどんなサービスが適切か?期間はいつまでかなどを記載した計画書です。利用者の状況や課題、介護サービスの具体的内容など、記載する事柄は多岐にわたります。訪問介護計画書を作成したあとは、利用者やその家族に説明する流れです。

モニタリングと同行訪問

定期的に利用者の自宅に訪問し、状態を定期確認します。また、利用者の自宅に初めてヘルパーが入るときや、新人を紹介するときも同行し、サポートします。

ヘルパーの指導や教育や管理も仕事

ヘルパーの指導と教育と管理します。勤怠管理をはじめ、利用者と相性のいいヘルパーの選択も仕事です。トラブルやクレームが起きれば、原因究明とサービス内容の練り直しも行います。ヘルパーの相談役も重要な仕事のひとつです。訪問介護計画書の内容に基づき、ヘルパーに指示してまとめます。

サービス担当者会議への出席や情報共有

利用者に関連する、すべての事業者の担当者によって実施されるサービス担当者会議に出席し、情報共有をします。利用者やその家族も参加する会議です。

サービス提供責任者の3つのメリット

サービス提供責任者の仕事に従事するメリットは大きく分けて3つあります。

ステップアップにつながる

業務内容は多岐にわたるサービス提供責任者。

  • ケアマネジャーのプランから行う訪問介護サービス計画書の作成
  • マネジメント業務
    (活動するヘルパーへの具体的な指示や指導、利用者家族への説明・同意・ほか利用者とのコミュニケーションなど)
  • ヘルパー業務
  • 事務業務

対応する仕事の量が多く幅広くなるため大変な部分はあります。その反面で多職種と関わる機会ができるため、自然に知識と技術、経験を身につけられるでしょう。介護士としてもっとステップアップがしたい方や仕事のやりがいを得たい方におすすめです。

職種の選択肢が広がる

サービス提供責任者の求人は正社員がほとんど。これは事業所で必要不可欠な職種であることから、求人の選択肢が広がります。選択肢が広いことによって自分の希望に沿った仕事探しができますし採用につながりやすいでしょう。

また40名につき1名の配置基準があるため41名以上の利用者登録のある事業所であれば複数のサービス提供責任者の配置も。初めてサービス提供責任者として職務に就くときも、同職種のスタッフが在籍しているため相談しやすいところが魅力です。

給与・待遇面が期待できる

サービス提供責任者は一般的なヘルパーよりも月給で1万円前後、時給で100円ほど高くなる傾向も。介護福祉士の資格があれば、さらに給与面で優遇がある可能性があるでしょう。事業所によって異なりますが、一般的な介護職よりも評価されやすいポイントです。

サービス提供責任者の資格について

サービス提供責任者の難易度・受講料

サービス提供責任者は「職種名(役割名)」であるため、資格や研修はありません。ただし必要な要件を満たす必要があります。要件を確認しておきましょう。

サービス提供責任者の必要要件

  • 介護福祉士
  • 実務者研修修了者
  • (旧課程)ホームヘルパー1級課程修了者

※2018年の法改正により「3年以上の実務経験を積んだ介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)」は除外。

そ資格や研修などがないため難易度や受講料はありません。上記各資格につきましては各資格の取得担当窓口へお問い合わせください。

そのほかに、同行援護・行動援護は、介護事業所により別途養成研修の修了や支援実務経験などが必要なことも。特定の養成所の学科を履修したときに免除可能な研修もあるため事前に確認をしておきましょう。

資格取得に必要なカリキュラム

サービス提供責任者は資格ではなく「職種名(役割名)」であるため資格取得に必要なカリキュラムはありません。資格要件に合った資格を取得してください。

カリキュラム受講料の目安

サービス提供責任者は資格ではなく「職種名(役割名)」であるため資格取得に必要なカリキュラムの受講料の目安はありません。

試験の難易度

サービス提供責任者は資格ではなく「職種名(役職名)」であるため資格取得に必要な試験の難易度はありません。

サービス提供責任者に求められるスキル

専門的な介護の知識と技術は必須

介護技術や知識は必須です。新人の指導と教育もしますし、適切なサービスの選択、家族や利用者の相談対応をするには知識と技術力がないとできません。

コミュニケーション能力

指示、教育、指導、調整役はコミュニケーション能力が必須です。情報共有と連携、利用者や家族が求めている内容の理解と把握は、コミュニケーション能力がないと勤まりません。利用者に限らず、スタッフからの信頼を得るためにも重要な能力です。

調整力や事務処理能力

欠勤者が出たときのカバー、利用者からの要望でヘルパーの変更希望があれば、調整しなければなりません。トラブルをうまく処理し、調整するのも大事な仕事のひとつです。事務作業も多いため、パソコン機器もある程度知識を持ち、書類作成ソフトの操作は当然のように把握し、介護事務の知識も求められます。

サービス提供責任者に向いている人

人の役に立ちたいと思っている人

訪問介護が活躍の場であるサービス提供責任者は、介護を必要としている人の生活が豊かになることが大きな職務です。利用者やその家族などさまざまな人と接する中で、感謝の言葉を聞くこともあるでしょう。そのため、人の役に立つことに喜びを感じる人は、サービス提供責任者に向いています。

向上心のある人

自身の能力に対する向上心はもちろん、よりよいサービスを提供するために行動できる人も、サービス提供責任者に向いています。訪問介護は、決められた仕事をこなすよりも、臨機応変な対応が求められ、利用者によってサービス内容を変える工夫も必要になるでしょう。そのため、サービス内容の決定権を持つサービス提供責任者の仕事は、より良いサービスを提供したいという意欲を持っている人ほどやりがいを感じられます。

調整力に優れた人

サービス提供責任者は、ヘルパーやケアマネージャー、利用者の橋渡し役として、意見や要望を調整する業務を担っています。ヘルパーの希望をケアマネージャーに伝達するなどの仕事を任されるため、間に立つのが得意な人に向いているでしょう。一方で、双方の意見の不一致や摩擦に対してストレスを感じる人は、働きにくさを感じるかもしれません。

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ドットライン ドット365
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引用元:ドット365公式HP
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