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訪問介護

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利用者のご自宅に伺う
訪問介護の仕事

訪問介護の現役職員に
聞きました!
訪問介護のやりがいとは

ケアパートナー、さくらケアの2社に依頼し、現役介護士にお仕事のやりがいを聞いてみました。

1対1ならではの、密な時間が過ごせるのが、訪問介護の仕事のやりがいではないでしょうか。

もっとお一人お一人と向き合いたいと、デイサービスから訪問介護にうつる方もいらっしゃいます。

現役訪問介護士
インタビュー

訪問介護の大ベテラン!さくらケア住友さん

 さくらケア上町・住友さん
住友さん

26歳で介護の仕事を開始。2011年にハローワークの紹介でさくらケアに入社。デイケアの経験もあり、ケアマネジャーなども資格も持っていますが、ほぼ訪問介護1本でやってきた、大ベテランです。

ズバリ、訪問介護のやりがいって住友さんにとって何ですか?
住友さん

1対1のやりとりで、お客さまの実生活に深く寄り添うということでしょうか。相手は皆さん人生の先輩で、教わることがお一人お一人にあります。会話を楽しむ余裕が出てくると、そういった楽しみも得られると思います。

ご利用者様にも、色んな方がいらっしゃいますよね。
住友さん

それはもちろんです。穏やかな方、起伏の激しい方…体調によっても違ってきます。

そうなると、相手の空気を読み取る力が訪問介護には必要でしょうか。
住友さん

もちろんあったほうがいいですが、私も最初はまったくわかりませんでした。物ひとつ動かすのにもお伺いを立てたり、何をするにもおっかなびっくりでした(笑)。1年くらいすると、なんとなくわかるようになってきたので、大丈夫です。

相手のことがわかるようになると、ケアの質も上がってきます。やはり、相手を知ることが通じ合う条件で、通じ合うことで良いケアに繋がります。ふと、「あ、今通じ合えている」と思う瞬間が出てくると、仕事がすごく楽しくなりますよ。

住友さんオフィス
事務仕事もあります。
逆に、大変だと感じるのはどんな時ですか?
住友さん

ご家族の皆さんにとって、ご利用者様は大事な家族です。大事過ぎて、まれに要求が高くなり、訪問介護の域を出てしまい、それをていねいに説明し、ご納得いただくことが大変だと感じることがあります。

訪問介護はできることが限られていますからね…。
住友さん

そうなんです。でも、介護保険導入当初に比べると、徐々に制度への理解が深まっていて、お話するとわかっていただけることが多いですけどね。

介護は「3K」と言われることが多いですが、実際に働いている立場として、率直にどう思われますか?
住友さん

ちゃんと見ていなかったり、分かる前に辞めてしまったりなのかなあと思いますね。楽な仕事っていうものはありません。介護の仕事ですと、排泄の介助など、汚い部分が注目されがちですが、続けている人は、理由があって続けているはずです。

私の周りの多くは、「仕事がこれしかない」「お金のため」などネガティブな理由ではなく、ポジティブな理由で続けている人が多いです。

たしかに、ケアパートナーさん、さくらケアさんのスタッフ1800名ほどにアンケートに答えていただきましたが、7割以上の人が「やりがいを感じている」と答えていました。
住友さん

こんなにも直接「ありがとう」と言っていただける仕事は、そうそうないと思います。特殊な仕事なので、理解が得られにくいことは仕方ないですが、私は、何にも代えがたい「貢献感」が味わえる仕事だと思っています。もちろん、向き不向きもありますので、全員に介護の仕事をオススメするわけではありませんが。

 さくらケア上町・住友さん自転車移動
引越しを機に、さくらケアに入社した住友さん。最初に苦労したのは、「地理を覚えること」だったそうです。
住友さんは、どんな人が介護のお仕事に向いていると思いますか?
住友さん

そうですね、コミュニケーション能力がある人でしょうか。賑やかで話し上手というより、聞き上手の方が向いています。共感力が高いことが大事です。慌てない、落ち着いている方も向いています。約1時間の短い訪問時間で色々するので、段取り力が高い方も向いているのではないでしょうか。

さくらケアさんは2018年に大東建託グループとなりましたが、何か現場に変化はありましたか?
住友さん

私たち現場スタッフは、待遇や福利厚生が良くなったので、ありがたいです。総務は色々やり方が変わって大変そうですが…(笑)。さくらケアはドミナント戦略を取り入れており、世田谷区・神奈川県川崎市に22の事業所があります。住居の移転を伴うような異動や転勤もないので、お近くにお住いの方は、ぜひ一度問い合わせていただければと思います。

働き方も色々選べると聞いています。
住友さん

1日6~7件まわっている、バリバリのヘルパーさんから、空いた時間でゆったりとお仕事される方まで様々です。最初はベテランが一緒に訪問しますので、安心してください。

要件はありますが、社員としてご勤務いただく登用制度もありますよ。

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訪問介護における
介護士の一般的な仕事

介護サービスを必要とする高齢者などの自宅へ訪問し、日常生活のサポートを行うのが訪問介護。

その支援を行う介護士のことを、訪問介護員(ホームヘルパー)と呼びます。仕事などで日中の介護が難しい家族の心強い味方である訪問介護員、その仕事内容をまとめてみました。

身体的なサポート

身体的なサポートとは、体に直接触れて行う介護のこと。具体的には、食事をするお手伝い、トイレへの誘導やおむつ交換、車いすなどへの乗り降りの補助、歯みがきなどのケア、床ずれを防ぐため体の向きを変える、といったサポートです。

その他にも、起床や就寝の見守り、薬を飲むのを手伝うといった仕事もありますが、大切なのは「できることは自分でやってもらい、自立を促す」こと。また、1人1人の個性に合わせてサポート方法を変えることも大切です。

家事のサポート

サービスの利用者または家族が、家事をするのが難しい場合に行うサポートです。主な仕事は、食事の調理、部屋などの掃除・片づけ、衣類の洗濯・整理、ゴミ出しなど。場合によっては代わりに買い物へ行ったり、薬の受け取りを行ったりもします。

これだけ見ると家事代行サービスと同じに思えますが、訪問介護の家事サポートは「介護される方の日常生活を支援する」のが目的。そのため、庭の草むしりや窓ふきといった大掃除、来客や家族用の食事準備、ペットの散歩など、サービスを受ける方以外のお世話は仕事に含まれません。

通院のサポート

通院サポートとは、訪問介護員が病院などへの通院に付き添うこと。

病院までの付き添いはもちろん、車の乗り降りや、車いすへの移動・走行などもサポート。院内での受付、精算やご本人に理解能力がない場合など、条件付きで診察に付き添うことがあります。

精神的なサポート

訪問介護サービスを受ける高齢者やその家族に対し、よりよい生活を送れるよう具体的なアドバイスを行うのも仕事のひとつ。

自宅での介護は想像以上に大変なものであり、外出をするのも難しいため、高齢者は外部との接点が少なくなり家に引きこもりがちになります。家族も少なからず介護疲れに悩まされるため、訪問介護員はそういった気持ちに寄り添い、適切なアドバイスと精神的なケアを行います。

訪問介護における介護士の給与

厚生労働省が調べた平成29年度(2017年)の訪問介護事業所に勤める方の平均月給は、常勤で293,590円。これには月の基本給と手当、4~9月支給金額の1/6の一時金が含まれます。平成28年度(2016年)の平均月給は277,310円であったため、16,280円のプラスとなっています。

持っている資格や経験年数によっても給料は大きく変わってくるため、介護士であればケアマネジャーの資格を取るなど、スキルアップを考えるとより良いでしょう。

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