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介護職の認知症ケアについての研修には、3段階のレベルがあります。認知症介護指導者研修とは、認知症介護実践者研修、認知症介護実践リーダー研修を修了した人が受講できる、もっとも高いレベルにある研修です。それだけあって、認知症介護指導者研修の目的は、認知症介護基礎研修及び認知症介護実践研修を企画、立案し、各種の講義などを担当できる指導者的立場になることを目的としているのです。
認知症介護指導者研修の資格を取得する代表的なメリットを見てみましょう。
認知症介護実践者研修から始まる介護研修は、認知症介護指導者研修を修了することでさらに活動の幅が広がります。スタート地点である認知症介護実践者研修、そして次の段階に当たる認知症介護実践リーダー研修の活動の場は、あくまで施設内の活動であるのに対し、認知症介護指導者研修を終了すれば、その活動の場は施設内にとどまらず、各種の研修会や講習会の講師、さらには行政委員会や会議への参加など、大幅に広がります。
認知症介護指導者研修の修了者は、学ぶ側から教える側になると言えるでしょう。受講条件のハードルもそれに合わせて高いですが、修了すれば介護の場においてできることが大幅に増えるため、キャリアアップを目指すなら必須の研修と言っていいでしょう。
認知症介護指導者研修は、指定された研修対象地域の機関にて受講できます。受講できる機関については事前に確認しておきましょう。なお、研修は年3回行われています。
研修実施校で受講するカリキュラム、および時間数の目安は次のとおりです。
研修機関によって受講料は異なります。20,000円程度が目安となります。
認知症介護指導者研修は、年に3回と限られているうえ、受講条件も「相当の介護実務経験を有する者」「地域ケアを推進する役割を担うことが見込まれている者」などの条件を満たす者とされており、研修対象者のハードルがそもそも非常に高いです。その難易度はかなり高いと言えるでしょう。