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介護業界へ転職するための面接突破ポイント

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この記事では、介護職への転職で面接を突破するためのポイントをご紹介しています。

面接が原因で介護職への転職に失敗することはある?

介護職の転職で面接に失敗して採用されないことはありえます。一般的に介護業界は、慢性的に人手不足です。しかし、高齢者も多いためちょっとしたミスが生命の危険につながるリスクもあります。介護施設側も、「向いていない方」や「責任感のない人」を人手不足だからといっても採用することはありません。

受け答えの内容以外にも落とされる原因はあるため、注意が必要です。

身だしなみと清潔感の問題は面接以前の課題

面接は求職者の人間性を見る場です。たとえば、身だしなみと清潔感です。シワだらけでヨレヨレの衣服、洗っていない髪はボサボサ、爪が長く派手なネイルを塗っている、顔は派手なメイクだとその時点で採用されないでしょう。

遅刻や遅刻後の態度・言動も見られる

面接時に遅刻しても謝罪がなく、当然といった態度や言動を見せているとその時点でアウトです。面接という重要な場面でも遅刻するなら、採用後も時間にルーズだろうと思われてもしかたありません。時間にルーズ過ぎる人は、社会人としての責任感さえ問われかねないのです。

当然、電車の遅延や迷子のリスクもあるため、ギリギリ間に合う時間ではなく15分か30分前に家を出るようにしましょう。早くつくのも問題です。会社側が準備中だったり担当官が出勤前ということもあるため、「早過ぎず遅過ぎず」を意識してください。遅刻しそうなら、連絡して事情を伝えましょう。

笑顔がないとネガティブな印象になる

面接ではコミュニケーション能力をチェックされています。判断されるのは言葉だけではなく、表情も含めた態度も見られているのです。笑顔がまったくなく暗い表情だと、一緒に働いている光景をイメージされたとき、ネガティブな印象を持たれかねません。

緊張していても笑顔は意識し、ハキハキ受け答えをしたほうがポジティブな印象を持たれます。笑顔が苦手な方も、日常的に意識して練習すれば改善が期待できるでしょう。

質問に答えない・答えられない

面接ではさまざまな質問をされます。緊張したり、難しい質問だったりすればすぐに答えられないかもしれません。ただ、ずっと黙っていたり、すぐに返答しなければならないと考えたりして、とんちんかんな答えをいってしまうとマイナス評価につながります。

すぐに返答できない質問だとしても「整理するため少しお時間をください」といえばいいだけです。一言断ったあと、落ち着いて回答するだけでも面接官へ与える印象はまったく違ってきます。

一貫性がなく矛盾が多い回答

回答に一貫性がないと、思いつきで答えているなと見破られます。

面接官は履歴書を見て質問してきます。志望動機に「介護という仕事にやりがいを感じている」と書いているのに、面接では「親戚に介護士がいてあこがれていた」と答えると疑念を持たれます。

自己PRも同様に履歴書と矛盾があればチェックされるものです。仕事上でも、一貫性がなければコミュニケーションが破綻します。そのため、面接で落とされるのも不思議ではありません。

介護職の面接でよく聞かれる質問

面接は予習できます。そのためにはどんな質問がよく出るのか、事前に理解しなければなりません。知った上でなんども練習すれば、苦手な人でも慣れてきます。本番でも、面接官の質問に対し落ち着いて答えられるでしょう。では、どんな質問がよく出るのか、回答例も含めて解説します。

今までの職歴

「今までどんな仕事をしていましたか?」

解説:今までの職歴やキャリアについてはよくある質問です。目的はミスマッチを防ぐためですが、面接者は介護業界がはじめてでも、それまで培ってきたキャリアや職歴の中で活かせるものがないか確認しようとします。

介護業界経験者でも、施設や法人の方針で異なることはたくさんあるのです。具体的には特養にはユニット型と従来型があります。どちらも同じ介護方法ではありません。

入浴介助や食事介護の経験者でも、1ヶ月程度やっていたのと、5年間やっていたのとでは、やれることもスキルも異なるのです。介護業界未経験でも、どんな成果を残したのか、役職や、業種などでも、介護業界で役に立つスキルがあるかもしれません。

回答例:具体的な事例で回答する

「私は2年間訪問介護の仕事をしてきました。最初は部屋の掃除や食事の介助程度でしたが、徐々に入浴や排泄の介助や病院への付き添い、家族のご相談にも乗ってきました。利用者さまをすべてサポートするのではなく、自立支援のためにチームや上申と相談し、あえて自分で行ってもらうこともありました。そのときは利用者さまの行動や気持ちを注意深く確認しながら自分で判断していました」

どんなことをしてきたのか、具体的に事実を伝えるのがポイントです。

転職しようと思った理由

「転職しようと思ったのはどうしてですか?」

解説:よくある質問のひとつが、転職を決断した理由です。人間関係や腰痛のような体調不良はどこの介護現場でも起こりがちなので、同じ理由で辞められる可能性が高いと判断され、マイナス評価になる可能性が高いのです。

回答例:ポジティブさが感じられる言葉を使う

「前職はデイサービスで、利用者の介護度は低い方がほとんどでした。業務も簡単な介助で終わっていました。私はスキルアップや、介護士としてのキャリアアップをしたいと考えていいたため、より介護度が高くさまざまな知識と経験を得られる介護施設を求めて、転職を考えました」

介護士としてのキャリアアップや、やりがいを考える上でより業務がむずかしくなる介護度が高い利用者が多い介護施設で働きたいというのは、やる気を感じさせますしポジティブな印象があります。

介護を選んだ理由

「介護という仕事を選んだ理由を教えてください」

解説:介護という仕事は大変です。心も体も負担は大きいですが、人と社会に役立つというやりがいはあります。ただ、理想と現実のギャップに心が折れて退職する人もいる業界です。面接官は「なぜ介護職なのか」という質問から、やる気と本気度を見極めようとします。

単純に、なんでもよかった、受かりやすかったという動機では弱いと判断されるのです。介護職だからこその夢や、興味を持ったきっかけなどを正直に伝えるのがいいでしょう。

回答例:動機は明確に伝えよう

「前職では営業職をしていました。お客様が求めていることを正確に把握、問題を解決するための提案を行ってきました。問題を解決できて感謝されたとき、大きな喜びを感じたのです。営業職でも感謝はされていたのですが、より社会の役に立ち、多くの方に感謝してもらう仕事に興味を覚えたのです。検討した結果、介護職が自分の求めていることを叶えられると感じました」

介護職未経験でも、どうして介護職を志望したのか明確で本気度を感じられたのなら、面接官にも好印象を与えられるでしょう。

これまでに高齢者と関わった経験

「これまで高齢者と関わった経験はありますか?」

解説:介護業界未経験なら聞かれることが多い質問です。日常生活で介護が必要な祖父母や親戚の方などがいれば、接する機会もあったかもしれません。まったくない場合「素直にいうことを聞いてくれない」「想像以上に大変」だと現実を知り、挫折する方もいます。注意したいのは嘘をついて「ある」と答えてしまうことです。ない場合の回答例をご紹介します。

回答例:高齢者問題について関心が高いことを伝える

「高齢者と日常的に接していた経験はありません。ただ、ドラマやドキュメンタリーで介護の現場に関する情報を知りました。その中で、介護現場とはどういうものか、高齢者の言動や行動などは知っています。ただ、実際の現場は知らないのでこれからより深く理解し、勉強したいと思っています」

高齢者と接したことがなくても、日常生活には情報があふれています。知らなくても、介護の仕事や高齢者と接するときのむずかしさは理解しているという気持ちで答えたほうがいいでしょう。

腰痛持ちか

「腰痛持ちですか?」

解説:介護業界未経験者だと「なんでそんな質問されるのか?」と不思議に思うかもしれません。しかし、経験者ならうなずく質問です。人を解除するとき、入浴では持ち上げたり、移動時には支えたりなど、さまざまな場面で力作業が多く腰痛を抱える方も。腰痛のまま業務を続ければヘルニアを発症して、働くことがむずかしくなる可能性があります。

回答例:嘘はつかずに正直に答える

・「腰痛にならないように日常生活から負担をかけないように注意しています。重いものを持ち上げるときも、コツを使って負担をかけていません。腰痛になったことはないです」

・「腰痛で通院をしています。しかし業務を行う上で支障はありません」

してはいけないことは「腰痛はない」と嘘をつくことです。採用されても、腰痛持ちならすぐにバレます。正直に話をして、軽度なら、対策やコツなども教えてくれます。嘘をついていると以降信用されません。

夜勤・残業はOKか

「夜勤や残業はできますか?」

解説:介護施設により異なりますが、夜勤や残業は大丈夫か質問されることがあります。入居型介護施設なら、必ず夜勤は大丈夫か聞かれるでしょう。家庭の事情で夜勤ができない方もいるはずです。その場合は、最初に伝えておきましょう。無理なら他を探したほうがいいです。ただし、24時間体制でも方針によっては日勤だけでOKの施設もあります。事前に確認しておくほうが賢明です。

回答例:事情は適切に伝えよう

「夜勤も残業も問題ありません。月に何時間ほどあるでしょうか?」

夜勤や残業が無理でも、理由を伝えれば柔軟に対応してくれる可能性があります。できない理由が「子どもが中学に上がるまで」で、期間が短いなら考慮してくれる可能性は十分あるのです。

最近介護に関して気になるニュースはあるか

「最近、介護関連のニュースで気になったものはありますか?」

解説:介護業界を検討しているなら、ニュースへの関心度も高くなります。介護業界に関するニュースを見て、なにを思ったのか、どんな意見を持ったのかを通じて、考え方を知ろうとしているのです。また、介護業界では自分で考えて動くことを求められます。状況を正確に把握し、人の意見に左右されない、流されないタイプかどうかもチェックしています。考え方の傾向を理解する上で、ニュースへの意見は役立つのです。ニュースを見ている時点でも、介護業界への関心が深いと判断されます。

回答例:聞きかじりではなく意見をもとう

「介護施設は利用者様だけではなく利用者様の家族や職員や、外部業者の出入りがあります。注意するべきは感染症対策です。ニュースでも介護施設でのクラスターの発生などが問題になっています。その対策についてどうすればいいか専門家の意見や、他施設の職員の話など、自分なりの答えを考える上でも重要な意見であり関心を持ちました」

ニュースで思ったこと、感じたことを素直に自分の意見を伝えましょう。自分の経験や体験を含めて意見を構築すると深みが出ます。

想定外の質問を受けた時はどう返す?

どの介護施設でも共通する定番の質問があります。これまで紹介した質問は一例です。ただし、想定外の質問をされるかもしれません。まったく介護と関係のない内容の質問です。そのときも、慌てず落ち着いて自分なりの答えを伝えるよう意識しましょう。

内容は関係なくても、想定外の質問は深く考えると介護に関係している場合もあります。面接官は、応募者の介護に関する気持ちや意見、経験やスキルを活かせそうか、貢献してくれるかを見極めようとしています。自信を持って、想定外の質問にも落ち着いて対応できるよう、自分のことを洗い出してみてください。得意、苦手なこと、なにを成し遂げようとしているのか、できるかなど、ポジティブなこと、ネガティブなことも洗い出して整理しておけば、どんな質問が来ても落ち着いて対応できます。

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